SAC ASSOCIATIONSAC研究会
会長あいさつ
SAC研究会会長
同志社大学大学院 生命医科学研究科市川 寛
この度、SAC研究会の会長となります同志社大学の市川です。就任にあたりご挨拶を申し上げます。SAC研究会は2021年(令和3年)10月1日に発足しました。
ニンニクは、3500年もの歴史がある様々な機能性を有する農産物ですが、科学的には知られていない化合物も多く、研究が最も進んでいる成分がSACです。SACとは、ニンニクに含まれる機能性成分 の1つであり、正式名称は、S-アリル-L-システインです。生のニンニクにはほとんど存在しませんが、熟成・発酵する過程で増加することが知られています。SACには抗酸化、抗炎症、免疫調節など、豊富な科学的エビデンスに裏付けされた多彩な機能があり、今注目の成分です。
SAC研究会は、SACの認知度向上を目的とし、共感する事業者や研究者と共にSACの機能性を共有し、学術、広告等を通して啓蒙活動を実施する研究会として設立され、基本的に年1回程度、大学の研究者と企業の研究者などが一同に介して、研究集会を開催し、SAC研究のさらなる発展を推進するとともに、SACの有用性を社会に向けて発信いたします。
2021年には、SACの機能のうち、抗疲労に関し、機能性表示食品として受理されており、今後の実用化が期待されております。また、酸化ストレス効果の機能メカニズム解明や脳疲労に関する研究等多くの研究成果が出てきております。
皆さまには、1人でも多くSAC研究会に入会いただくとともに今後ともSAC研究会の活動に一層の ご理解・ご支援を承りますようよろしくお願いいたします。
SAC研究会に
ついて
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01目 的
本研究会はニンニクに含まれるS-アリルシステイン(SAC)の認知度向上を目的とし、共感する事業者や研究者と共にSACの機能性等の科学技術的知識を共有し、学術情報の発信や、広告等を通して啓蒙・普及活動を行う研究会です。
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02名 称
本研究会を「SAC研究会」と称します。
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03活動
内容本研究会は、目的を達成するため次の活動を行います。
1.SACの科学技術的知識の蓄積と共有
2.SACの認知度向上のための啓蒙活動
3.産官学の健全な発展を推進
SACロゴマークに
ついて
SAC研究会では、幅広い世代にその効果を広めるために、ロゴマークを作成しております。
ニンニクらしいマークでありつつ、ちょっと遊び心のあるフォルムで、研究会やSACの効果について、消費者に親しみを持って覚えてもらうためのマークです。
ロゴマークの使用について
・研究会のシンボルとして使用します。
・研究会が認定した「SAC」を使用した商品に認定マークとして使用できます。
・その他、SACとSAC研究会について様々な場面で使用されます。
幹事・会員企業
入会をご希望の方
「SAC研究会」を設立いたしましたので、是非、関係する分野に従事される皆様にご入会いただきたくご案内申し上げます。